妊娠して母親教室に通うと、分娩時の呼吸法とともに簡単なエクササイズを教えてもらえます。妊娠中のエクササイズは、主に胎児(母体の中で成長中の子をいいます)の逆子を防いだり、母体の運動不足(現代人は運動不足の人がほとんどでしょう。運動不足は生活習慣病や肥満にも繋がるといわれています)からくる腰痛やこむら返りを防いだり、或は、気持ちを落ち着けたり、お産を少しでも軽くする目的があります。でも、これとは別に産後の産褥体操もぜひ覚えて取り入れたいだと言えるのではないでしょうか。産褥体操の目的は、産後の身体の回復を早めて体型を戻すことにあります。10ヶ月もの妊娠中に子宮は大きく膨らみ、腹部も大きく膨らみます。これによって皮膚は伸びきった状態になってしまいますし、子宮周りは胎児を守るための脂肪もつきます。また、妊娠中は大きく体型が変わるため、膀胱をはじめとした内臓器官が子宮に圧迫されたり、大きく膨らんだ腹部とのバランスを取る為に普段とは違う動き方や筋肉を使います。産褥体操は、これらを少しでも早く回復させる目的があります。ですから、産褥体操は産後できるだけ早くから始めて、出産後2ヶ月程度は続けるのが理想です。妊娠中は見た目の体型変化だけでなく、さまざまな機能までが変化しています。それらをちょっとでも早く戻すことは、子育てのための体力を回復する意味でも大変重要なことです。特に、子宮や骨盤を元通りにするというのは、子育てという重労働が日夜続くことになるお母さんにとっては必要不可欠なことと言えます。子育ての合間を縫って、無理しない程度に産褥体操(ナントカ体操がブームになることが多いですね。すぐに廃れてしまいますが)を行いましょうー